ロープ高所作業従事者の資格を取る

足場を設置することが困難な場所で作業せざるを得ないことがしばしばあります。

たとえば、ビルの外装清掃を行う際や、のり面の補修工事を行う際などです。

そういう場合は、専用の昇降器具とロープで身体を保持しつつ作業を進めることになりますが、作業床がある場合に比べると不安定でとても危険です。

しっかりとした作業計画を立て、なおかつライフラインも確保しておかないと、労働者は安心して作業することができません。

作業の安全性を高めるためには使用者の意識を変える必要がありますが、労働者自身の意識も変革しなくてはなりません。

勘という非科学的なものに頼る習慣が身についていると、いつか重大事故が起こります。

現在では、ロープ高所作業に従事する全ての労働者に特別教育の修了が義務付けられています。

特別教育の修了資格を有していないと業務に従事することができませんので、まだ資格を取っていない人は早く教育を受けた方がよいです。

東京都内で人気を集めているのは、技術技能講習センターが実施している特別教育です。

8,000円で受講することができますので、興味がある人は問い合わせてみるとよいです。

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